インタビュー - デリカテッセンヌチブタ

デリカテッセンヌチブタ

デリカテッセンヌチブタの猪豚パテ

取材・文・撮影 / 舘 幸子

猪と豚のいいとこ取り!
香りも旨みも濃厚な
デリカテッセンヌチブタの
シャルキュトリー

猪と豚を掛け合わせた猪豚(イノブタ)は、国頭村の特産品。赤身の色はまるで牛肉のように濃く、凝縮された旨みと、甘みが感じられるサラッとした脂身が特徴です。
そんな猪豚をデリカテッセンヌチブタ(農業生産法人株式会社命豚ふぁーむ)がブランド化した「命豚(ヌチブタ)」が飼育されているのは、沖縄唯一の自然放牧場「命豚ふぁーむ」。

自然放牧場「命豚ふぁーむ」

広大な自然放牧場で育つ猪豚

3,000坪もの広大な牧場でのびのび放牧されて育った猪豚はストレスフリー。ホルモン剤や抗生物質を一切与えていないため、成長が遅く、通常の豚と比べると3倍ほどの時間がかかりますが、強い免疫力を持った猪豚に育てるためには必要な期間です。

デリカテッセンヌチブタ店内の様子

命に感謝していただくことを
忘れてはいけない

命豚という名前には“命をいただくこと”への感謝の気持ちが込められています。
「戦後、食糧難で苦しむ沖縄を助けてくれたのは豚だったそうです。だからこそ、命に感謝していただくことを忘れてはいけないのですね」と話すのは、農業生産法人株式会社命豚ふぁーむ代表 玉城吉夫さんの娘の玉城七星さんです。
「豚は鳴き声以外は全て食べ尽くす」という沖縄文化に繋がるのですね。

「私たち人間の健康は、食べるものから作られています。その意味を、命豚を通して伝えていけたら…」と七星さん。

ショーケースに並ぶ猪豚のソーセージやハム

店内にはソーセージやパテなど
70種類以上の商品が並ぶ

コロナ禍で外食を制限される中「自宅でも手軽に命豚を味わってほしい」と商品開発されたのは、命豚を使ったシャルキュトリー。2019年11月に沖縄市にあるプラザハウスショッピングセンター内にオープンしたデリカテッセンヌチブタには、ソーセージやパテ、ハム、ハンバーグ、生ハムなど70種類以上の商品が並び、目移り必須です。そして、どれもお酒のアテにぴったり。

ワインなどお酒と相性抜群の
「猪豚パテ」

ハーブとブランデーでコクのある仕上がりになっている田舎風パテ「猪豚パテ」は、リピーターの多い人気商品。

ワインやビール、ウイスキーなどのお酒と相性抜群です。カットしてパンに挟むと、贅沢なサンドイッチの出来上がり。七星さんおすすめは、パテをくるみレーズンパンに挟んだサンドイッチ。お肉感たっぷりのパテとフルーツという組み合わせの相性が良いとのことで、マンゴーやリンゴ、いちじく、そしてフルーツジャムと合わせるのも良さそうです。

デリカテッセンヌチブタのシェルキュトリーがあれば、コロナ禍で忘れかけていた非日常を体験することが出来そうですね。

猪豚パテのサンドイッチ

「いつもよりちょっとだけ贅沢がしたい」
そんな日には、ぜひ

プロフィール

デリカテッセンヌチブタ
デリカテッセンヌチブタ 店長

玉城 七星

所在地  / 沖縄県沖縄市久保田3丁目1-12
営業時間 / 10:00~20:00

https://www.nuchibuta.com/

  • 2022.03.20
  • 14:39

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